エネルギー問題に関して、個人でできることで手っ取り早いのは、いわゆる「省エネ」です。日常生活の中でできる省エネにもさまざまな方法があると思います。一切お金をかけずに、すぐできる省エネは、かつて「節電」とも言われた、こまめにスイッチを切って電力消費を抑えることです。「つけっぱなし」で使っていない照明を消していくことは良い心がけですが、何も工夫していない「消極的節電」には限界があり、一般の人はあまり気にして弊害もあります。廊下の照明を消したら危険な場合もあります。最近はLED照明の普及が進んだ影響で減ってきた蛍光灯は、頻繁に点けたり消したりすることは、消費電力の節減にならないし、蛍光管の寿命を縮めることになり、結局は省エネにはならないこともあるのです。
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 私の家では、廊下の照明には、人感センサー付き照明器具を購入しました。初期投資は高くなり、元が取れるのかどうか怪しいところもありますが、いちいちスイッチに手を伸ばさなくても済むメリットは、使ってみると実感がわきます。「人感センサー」と書きましたが、大概は「人感」だけでなく周囲の明るさを感じるセンサを搭載している商品が多く、昼間明るい時にはスイッチが入りません。

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 もう一つ私の工夫した節電は、門灯の照明です。一般的な門灯は夕方点灯し、夜中中点けっぱなしで朝消灯するというもので、消費電力は大きくないとはいえ、感覚的には無駄が大きいものと考えます。私は、一般的な家庭用電力を使う門灯用の照明器具を外してセンサー付きで、充電式電池で点灯するライトに替えました。さらに、ここに小型太陽光パネルを付けて日中充電して、夜間、門に人が近づいたときだけ、パッと照らすようにしたのです。ここまでやるのは、私の場合は得意のDIY技で自作しましたが、一般の人では自作はちょっと難しいかもしれませんが、今の時代はインターネットなどで隈なく探せば市販品を手に入れることが出来るかも知れません。

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