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昨年10月1日から我が家の屋根に載せた太陽光発電パネルによる発電が始まりました。当然ながら、天候のよしあしによって発電量が左右されます。まだ1年経っていないので年間の変化はわかりませんが、月別に発電量の変化を見ると昨月5月が最大でした。これまで調べた情報によると、太陽光発電では5月が発電量としては最大になるそうです。太陽から地球に降り注ぐエネルギーの量、日射量は生活感覚としては6月、7月、8月とさらに増えていくような感じがしますが、今日6月22日が夏至であり昼の長さが最長ですので、当然ながら一日の日射量は夏至の日がピークになるわけです。ただ、発電量を考えると、6月は梅雨に入り、お日様を拝める日が少なくなってしまいます。また、一般の人にはあまり知られていないことですが、太陽光発電パネルの特性として、光エネルギーを電気エネルギーに変える変換効率が高温になると低下するのだそうで、天候の変化、そして発電パネルの特性などを総合した結果、5月が発電量としてはピークとなるのだそうです。
月ごとの変化もそうですが、毎日の天候の変化による発電量の変化も大きいので、まいにち空を眺めて「今日は雲一つないぞ、どのくらい発電するか楽しみだな」と、子供のように期待しながら空を眺める日が多くなりました。子供と違うのは、そこに経済観念が加わり、天候が良かった日の終わりには、「今日は、東京電力にいくら売電したかな」
政府のエネルギー政策の一環として、現在、再生エネルギーによる余剰電力買取制度が実施されています。自家発電を普及させる狙いから、電力の価格は、電力会社から購入する価格より、電力会社へ売る価格の方が高く設定されています。この価格差は、普及が進むにつれて小さくなっていくので、いずれは売りと買いが同じになるだろうと予想されています。そうなると、家庭用蓄電池の普及が一層加速されるだろうと見ています。電力の自給自足が広まり、エネルギーの無駄遣いも一層少なくなるのではないかと期待しています。

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