シルバーウィークの最中、日暮里サニーホールでオペラ・カルメンを観てきました。
チケットが数万円もするような公演ではなく、私がレッスンを受けている声楽の先生のその先生が主宰する声楽のプロ集団とその教え子たちによる公演です。私と同じ会社に同期で入社した東大出身で工学博士でもある友人Ｎさんが、現在私と同じ先生のレッスンを受けていて、今回の公演に出演することもあり、チケットを融通してくれたのです。
会場の日暮里駅前のサニーホールは３００席程度の規模で、オーケストラは、小編成ですが、観客席１階の３分の２程のスペースを占有していました。規模相応の響きを想像していたのですが、演奏が始まって驚きました。会場の空間にマッチしていたせいかも知れませんが、会場空間いっぱいに響き渡る序曲の演奏に思わず胸がワクワクして、オペラの進行に没頭してしまいました。
聴き取りやすい日本語で歌われたこともあり、とても判りやすいステージの進行でした。カルメン、ドンホセ、エスカミーリョ、それぞれ見事な演技です。あっという間に２時間半の公演が終わりました。
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