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車を買い替えた話を仕事仲間としているときに、ドライブレコーダーのことが話題に上りました。
ドライブレコーダーについては、以前は大した関心もなく、趣味人が付けるものと云う感覚でいたのですが、同じ会社の社員の車が駐車場で知らない間に、よその車に傷を付けられ、相手の予想はついていたものの結局、特定する証拠がないために泣き寝入りになってしまった話を思い出しました。併せて、最近のニュースでは私たちの常識では考えられないような非常識な行動をよく耳にします。
そうした状況を考えた時に、証拠がないために不利益を被ることを防ぐ手段として、ドライブレコーダーって侮れないものだなあという気になってきました。費用としては、2万円くらいまでなら投資する価値はあるのではないだろうか。
早速、インターネットで検索してみました。

或るサイトでは、自分で取り付ける方法とか、レコーダーを付けた効用など写真・動画入りでわかりやすい記事を提供していました。メーカー側の売らんかなという意図も見えてはいましたが、私としてはまだ遠い世界にあったドライブレコーダーが、もう身近に来ていたのだなと思わせられました。いろいろなサイトを見て回り、価格も2万台になるとかなりの機能があることを知り、一気に購入気運が高まりました。
取り付けを頼むと1~2万円かかると書かれている記事もありますが、ネットの記事を参考にすれば自分でもそれほど苦労せずに取り付けられそうな様子です。

効用について、ネットで紹介されている内容には、事故の時の客観的証拠を提示することによって不利益を被らないことに加え、警察官から不当な注意を受けた時に、レコーダーの記録を見せたら警察官の態度が一変したということもありました。当たり屋対策にも、レコーダーは有効だとの記事もありました。

駐車場での監視機能については、難しいことがわかりました。監視機能付きの機種もありますが価格も高くなります。ショッピングでの駐車のように20~30分程度の監視ならば内蔵バッテリーが機能しますが、仕事先の駐車や、夜間の駐車など長時間の駐車では電源の問題があります。エンジンを回している、すなわちドライブ中はシガーライターソケットから容易に電源が取れますが、停止中にも監視する場合には電源をトランクルームのバッテリーから取らなければなりません。
注意すべきこととして、長期間の駐車や、バッテリーの充電状態によっては、バッテリーが上がってしまう場合もあり得ることです。
注意していれば防げることかもしれませんが、ついうっかり、ということが無いとは言いきれません。
結論として、駐車中の監視は諦めることにしました。
考えてみれば、ドライブレコーダーはその名の通りドライブ中の事故その他を記録することが目的で、パーキングレコーダーではありませんものね。

ドライブレコーダーの出番は無いことが一番ですが、万が一起きてしまった時の客観的証拠として使えるので保険のようなものかもしれません。客観的証拠がない場合には、事故の当事者同士の話し合いがスムーズにいかない場合、私のような気が弱い人は不利になるかもしれません。
ドライブレコーダーの効用として、はっきり謳うことは出来ないかもしれませんが、これまで以上の安全運転を心がけるようになるだろうということです。証拠が残るので、下手なことは出来ないというわけですね。こう考えると、ドライブレコーダーの装備は任意ではなく、標準装備にすべきだという声もありそうです。すべての車ではないにしても、例えば過失性の高い事故を起こした人には、義務付けるとかいうことも検討したらどうかなと思います。

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