先週17日、国分寺の佐々木先生のお宅での例会の際に、Oさんから「讃美歌 アポロ合唱団 指導佐々木基之」のCDをいただきました。
録音されているのは、山梨大学合唱団が佐々木先生のご指導を受けるようになって6年ほどたった1978年1月28日のもので、山梨大学教育学部L-218教室でアポロ合唱団のメンバーが、佐々木先生の指導を受けながら讃美歌を歌っているものです。
この日のイベントの全容は知りませんが、CDに収められているのは、讃美歌5曲で、その中には佐々木先生の言葉が織り交ざって入っています。P1020471

310番 しずけきいのりの

317番 ガリラヤのうみべ

359番 ゆうひはかくれて

500番 みたまなるきよきかみ

133番 よはふけわたりぬ

アポロ合唱団については、その成り立ちや経緯など私はよく知りませんが、分離唱で耳をひらき澄んだハーモニーをじっくり味わいながら合唱を楽しんでいる様子を聴かせてくれます。

歌っている最中でも、ときおり佐々木先生が「おそくならないで!」とか「どうして、『ゆうひわぁ(359番)』なんて歌い方するの!」とか、あるいは言葉にならない「フンッ!」といった掛け声のような声を発しておられます。

こうした指導を受けて、曲がどんどん良くなっていく様子がわかるようです。

この時は、まだ10歳にもなっていないと思いますが先生の二人のお子さんも会場に見えていたようです。私の想像ですが合唱団のメンバーが用意していたと思われるお茶菓子がメンバーから勧められたのに手を出さないお子さんたちの様子を目にした先生が「うちの子供たちは、私が食べるまで絶対食べないんだ」と、おっしゃっています。けじめをしっかり躾けられておられる先生そして奥さまのお人柄が良く現れているなと思いました。

こうした人柄と、その人の音楽とは非常に深いつながりがあるように思います。

貴重な録音をありがとうございました。

 

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