テレビ朝日が毎週日曜日9時から放送している「題名のない音楽会」を楽しませてもらっています。

これまでに黛敏郎、山本直純など超一流の音楽家を司会者に招き、昨年10月まで続けてこられた指揮者佐渡裕からバトンを引き継いでヴァイオリニスト五嶋龍が見事に番組を引き立ててくれています。

1月24日の放送では、様々なジャンルの音楽に挑戦して来ている五嶋龍のこれまでの演奏を紹介しながら、彼の音楽観を示してくれました。

1.番組テーマ曲「Untitled Music」pic2

2.ミッション・インポッシブルのテーマ
3.ゼルダの伝説より メインテーマ
4.熊蜂の飛行
5.ショパン ノクターン 第20番(遺作)

6.E・イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番pic3ステージの照明にも、彼なりの音楽のイメージを凝らした独特の構成となっています。

番組では、五嶋龍の表現する音楽の裏にある彼の人となりも紹介してくれました。私は今まで知らなかったのですが、意外なことに物理学を専攻してハーバード大学を卒業している秀才なのですね。ステージ照明の意匠に凝る姿勢も、なるほどとうなづけました。
世界を舞台に活躍しているヴァイオリニストの意外だったもう一つの側面に、空手三段という日本伝統の技も備えているんですね。凄い人だなと感心してしまいました。
「題名の」番組収録のために、帰国しているんだそうです。pic4

次回1月31日の放送は「ジャズ新世紀の音楽会」として、ピアニスト:スガダイロー、トランぺッター:黒田卓也を招いてまた別の音楽の味を紹介してくれるようです。楽しみにしています。pic1

番組の中のテロップで紹介された彼の言葉がとても印象的でした。
「音楽は、その人の心を映す鏡のようなものだ」
まさに、私もそう思います。

短い放送時間の中で、様々な感動を与えてくれる非常に中身の濃い番組ですね。こうした番組を提供してくれている出光興産にも感謝です。「海賊とよばれた男」を読んで感動した「出光」の企業姿勢、素晴らしいと思います。こうした番組を提供することも、大きな社会貢献の一つでしょうね。とは言いながら、私はガソリンを入れるのにわざわざ出光のスタンドまで行っていません。でも、心の中では応援してますよ。

Follow me!