2016年4月最初の放送は「吹奏楽によるファイナルファンタジーの音楽会」でした。
私自らがゲームをプレイすることがないので、「FF(ファイナルファンタジー)」が大変人気があるゲームなんだということは知っていますが、「ビッグブリッジ」「ケフカ」「モーグリ」「ザナルカンド」などなど聞いたことがない名前が次々に現れ、正直頭の中は???でいっぱいでした。20160403A
植松伸夫さんも知らないままだったのですが、今日の放送を見て、こういった音楽の世界があったんだという驚きと、その世界で大活躍をしている奇才?植松伸夫の人となりを知り、私の中の音楽の新しいページを追加することになりました。

ゲームをプレイしたことがない私がゲーム音楽と聞いても、電車や街中でゲームに熱中する人たちの手元から聞こえてくるシンセサイザで作った擬音効果くらいしか思いつかなかったのですが、オーケストラが演奏する本格的な大規模の音楽を聴いて、ゲームの世界ってこんなに発達しているんだと思い知らされました。ゲームの世界は、いわゆるゲームオタクみたいな人が専門のスタジオでしこしこ作る時代は終わり、FFのように世界的にヒットすると、音楽もオーケストラを動員するようになってきたんですね。20160403C

今日の放送は、これまで馴染み親しんできた音楽のようにハートにグッとくる音楽ではなく、理性でとらえる音楽のオンパレードだったような気がします。今日のゲスト植松伸夫さんが、番組の中で、ゲーム音楽に対して「演奏して楽しむ」ことを目指しているといっていました。それを実際に体験する試みだと思いますが、演奏に合わせて拍手したり、膝を叩いて音を出しながら音楽を楽しむ演出をしていました。
20160403B

ゲームが大ヒットして、プロのオーケストラを動員しても興行的に成り立つという図式、そしてますます人気を博していく。ゲームが現代社会において大きな位置を占める理由がこんなところにもあったのかという放送でした。

Follow me!