海上自衛隊に所属する歌姫と呼ばれ、公式行事や、全国各地で行われているコンサートで知れ渡った三宅由佳莉さんの、凛々しくもあり美しく演奏する姿に聞きほれた人は数多くいらっしゃると思います。YouTubeで、吹奏楽を検索していたところ、三宅さんに憧れて入隊したという人も含め、今や陸上自衛隊も合わせ多くの歌姫が活躍しているのを知って驚き、感動しました。私のイメージでは自衛隊は黒ずくめだと思っていたのですが、紅がどんどん活躍してきているのですね。時代の変化でしょうか。国を守る、国民の命、安心、安全を守るということが、嘗てなく議論されるようになってきた咋今の国際情勢の中で、音楽の専門教育を受けられ人々に感動を与えられる力を持った人々が自衛隊の一員として加えられるということは、私は喜ばしいことではないかと思います。防衛に関する話が出ると、すぐ戦争と結び付けて絶対反対を声高に叫ぶ人がいますが、私は勿論、戦争は絶対反対ですが、戦争が起きないように、起こさせないように、力づくで侵略しようとしている某国の力にブレーキをかける力が必要だと思いますがいかがでしょうか。憲法9条があるから、それを守れば戦争は起きないと主張する人はあまりにも視野が狭いとしか言いようがありません。

災害復旧に命懸けで取り組んだり、様々な危険な状況の中で尽力する自衛隊の人たちも、心豊かな人生を共に送り、時には萎えそうになる心を奮い立たせるのに音楽の力は絶大なものを持っていると信じています。毎年11月頃に東京武道館で開かれる自衛隊音楽祭りは、大変人気があり、入場券を手に入れるのが難しいそうです。私もぜひ聴かせてもらいたいのですが、今年の入場券の応募はまだ始まっていないようです。日本全国から集まる多くの陸海空自衛隊音楽隊をはじめ、在日米軍音楽隊、さらに昨年はインドの軍楽隊を交えた盛大な音楽フェスティバルだったようです。ありがたいことにYouTubeで「自衛隊・音楽祭り」で検索すると沢山の投稿された映像を楽しむことができます。

さて、タイトルに書いた「歌姫」から話がそれてしまったので戻しましょう。海上自衛隊3等海曹三宅由佳莉さんは既にCDも発売され多くのファンができているようで、映像を観ての想像ですが、もうファンとのお互いの深いつながりが出来ているような雰囲気が感じられました。

先日あらたに知ったニューフェースの歌姫の二人は、いずれも陸上自衛隊に所属する松永美智子さん、鶫(つぐみ)真衣さん。検索した中でこのほかにも新しい歌姫の名前を見ることができましたが、今回のタイトルで伝えたかったのはこの二人の演奏、パフォーマンスの素晴らしさです。先駆けとなった三宅さんの姿に憧れて入隊を決心したという鶫さん、まだ初々しくも、緊張した面持ちが見える鶫さんの映像には、思わず応援を送りたい気持ちが湧きます。後進とはいっても技術的には引けを取らない素晴らしいものがありますし、「歌で人の心を救いたい」と話している彼女の信念に裏付けされた演奏を見ると感動させられます。関係者の言葉の中にも、彼女の真剣な取り組み方を讃えるものがあります。長い曲、長い言葉もすべて暗譜で歌いとおせるところにも、彼女の努力が見て取れます。

デビュー曲の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」でのイタリア語の語りかける言葉もスラスラとこなせるのには感心してしまいます。

皆さんも是非「陸上自衛隊 歌姫」で検索してみてください。

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