正月三が日の混雑を避けるつもり(神社のホームページでも、そう案内されていた)で、4日に出かけたのですが、皆同じことを考えるのでしょうね、かなりの混雑でした。参拝の行列はそれほどでもなかったのですが、お札やお守りを買い求める客の列は夥しいもので、買うのをあきらめようかと思ったほどですが、ここまで来て手ぶらで帰るのも根性無しと笑われそうで、我慢して並びました。売値と比べれば、製造原価など大したことはなさそうなお札やお守りが飛ぶように売れるのですから、神社側の収益は莫大なものでしょうね。こんなことを考えるとバチが当たったり、大枚はたいて買ったお守りのご利益がなくなってしまうかもしれません。

車で行くと、相当渋滞で難儀するとの情報を得ていたので、JR相模線で行きました。宮山駅はホームが一つだけで、それも線路は一車線のみ。普段はこれで間に合っているのでしょうが、正月など特別な日はとても混雑して、事故が起きても不思議ではありません。上り電車と下り電車が交互にその線路を共用するので、混雑時は応援の駅員も駆けつけて上りの乗客と、下りの乗客をそれぞれ整列させて、それぞれの電車が発車するまで、反対方向の列はホームに入れません。道路が渋滞しても、車で来たがる人の気持ちがわかるような気もします。神社は莫大な収益を上げているのだから、豪華な会館を作るばかりでなく、利用客の便宜を図って駅舎を改築するなど考えてみて欲しいと思います。

駅前のお店の前に、名物「八福餅」が山のように積んでありました。伊勢神宮名物「赤福餅」とよく似た、こし餡でくるんだお持ちです。帰りに買って帰ろうと思って、参拝を済ませ、駅に戻って「八福餅」の山に近づいてみると、積まれた箱は何と空き箱で、「売り切れました」の貼り紙が空しく風に吹かれていました。

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