私達夫婦二泊三日で、東北地方のほんの一部ですが初めて訪れる秋田市を中心に観光を楽しんできました。

東北地方を訪れるのは、私は高校時代に同級の仲間と行った東北一周が初めてで、現役時代は、青森県、宮城県、福島、現役卒業後に山形を何回か経験しているのですが、家内は栃木より北へ行ったことがなく、是非東北へ行きたいと言っていたのです。どこへ行こうか暫く迷ったのですが、いざ計画を立てるとなると目的がはっきりしないと行先すら選ぶのが難しい。狭い国土とはいえ、数日間のスケジュールで何か所も訪れることはできません。移動手段として、行き帰りの時間を圧縮してその分現地でゆっくり楽しもうと考え、飛行機を選びました。そうなると選択肢が絞られてきて、ネットで探した或る旅行社の往復JAL、現地でレンタカー付き、秋田市内有数のホテル泊で二泊三日ひとり42,000円というコースに決まりました。

秋田といえば、食いしん坊の私は、「ハタハタ」の、あの独特の食感を思い出し、是非現地で本場の味を楽しみたいと願ったのですが、二人の都合のつく日程だと「ハタハタ」が出回る季節には早いため、あきらめることにしました。

「一日目」午前8時、自宅を出発。横浜線、京浜急行線を乗り継ぎ羽田空港へ。11:00発JAL163便で秋田空港着12:05。空港にてレンタカーを借り、一路男鹿半島へ向かいました。入道崎で日本海に沈む夕陽の素晴らしい光景を楽しみにしていたのですが、生憎の曇り空でおあずけに。

男鹿半島の突端に立つ北緯40度を表す石碑を見ると、今脅威となっている北朝鮮がすぐ近くに感じられます。神奈川にいては、その脅威は観念的な部分が大きいのですが、いざこの地に立ってみると妙に実感が強く湧いて来ます。ミサイルの攻撃目標とされる基地は神奈川の方が近いのですが、実際に海岸線に立って見ると、この海の向こうから飛んでくるのかと想像すると、あらためて怖いものを感じます。

秋田市内に戻り、ホテルのチェックインを済ませ、身軽になって市内の夕食処を目指します。駅前の繁華街からはちょっと距離があるためか、行き当たりばったりで入り易いところが見当たりませんので、ガイドブックで見当を付けておいた、日本三大うどんの一つ「稲庭うどん」の名店、「寛文五年堂」に入りました。普段、神奈川でも食べることができる「稲庭うどん」は、乾麺ですが、ここでは「生麺」も用意されていて、選択できるのです。せっかくここまで来たのだから「生麺」を味わわないで帰るなんてことはできません。

「生麺」で提供されたうどんの、なんと腰の強い、もちもち感。するっと飲み込んでしまっては、胃にすごい負担をかけてしまうような噛み応えでした。

「二日目」秋田旅行二日目は角館、武家屋敷群の散策へ

「三日目」秋田旅行三日目(最終日)は、秋田市内美術館めぐりへ

 

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