そもそも、このブログにクレームなど書くことは慎むべきことだと思っているのですが、現在行われている国勢調査について調査に協力しようとしたのですが、コールセンターの対応がいい加減で腹立たしさを覚え、国勢調査の信頼性を揺るがしかねない不祥事ではないかと思わずにはいられなかったので、ここに記して皆様にお伝えし、もしご賛同いただけたらコメントいただければ幸いかな、と書くことにしました。

今回の国勢調査から、新しくインターネットによる回答が始まりましたね。既に回答を済まされた方が大勢いらっしゃるでしょう。
私のところへも私達世帯用と一緒に、8年以上前に亡くなった同居世帯用の用紙が届けられました。死亡届など必要な手続きは全部滞りなく済ませているのに不可解です。私達世帯のネット回答は済ませました。早速、「国勢調査コールセンター」に電話をかけ、既に死亡している旨を伝えたところ、『住民票と整合が取れていないんです』との回答、「整合を取って」くれるよう頼んだところ、『調査受け持ちのコールセンターに連絡してくれ』と、昔のお役所のごとき、たらいまわし。回答用紙の入った封筒には、薄く、住所地のコールセンターの電話番号が印字されていました。「調査員氏名、調査員連絡先」という枠も印字されていることがおぼろげながら読み取れたのですが、無記名です。コールセンターに電話をかけてみましたが不在の連続で、連絡が付きません。つながるまで延々と電話をかけるほど暇ではありませんし、そこまでサービスする責もないと思い、連絡をあきらめました。その数日後、案の定、亡くなった世帯用の調査用紙が届けられました。
前回のこともあるので、まず住所地のコールセンターに電話を掛けましたがまたもや「不在」の連続!
「国勢調査コールセンター」に電話をかけると、こちらはつながりました。これまでの経緯を説明して、「お互い貴重な時間を割いている中で、調査を遂行し、問題点への対策を取るべきであり、折角つながった電話なのだから、死亡した世帯を台帳から抹消するなり、住所地と連絡取りあって対処してほしい」と頼みましたが、『こちらでは対応できません』の一点張りです。「対応できないとおっしゃるのならこれ以上話しても無駄」と、電話を切りました。
こういう対応を見ると、他も推して知るべし、国勢調査そのものの信頼性を疑いたくなります。亡くなった世帯の人数もまだカウントされているかも知れない。不具合を正そうと伝えているのに、対応しようとしないのではもう協力する気も起きません。決して少なくない国民の尊い税金を使って行う調査がこれでは、やらないほうがましだとさえ思いたくなります。住所地のコールセンターの不手際は全体の一部かも知れませんが、大元締めのコールセンターもこの体たらくでは、全体も推して知るべしでしょう。

日本人の素晴らしさを再認識しようという動きが広がっています。私もその動きには大賛成です。でも、今回の国勢調査のコールセンターの対応には本当にがっかりしました。

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